サッカー日本代表、久保建英頼みの欧州遠征 3戦「先発起用なし」で視聴率不発の不安(夕刊フジ)

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 サッカー日本代表の今季初の公式戦となるオランダ遠征(10月9日・カメルーン戦、同13日・コートジボワール戦)のメンバーが、10月1日に発表される。欧州では新型コロナウイルスの感染者が再び急増中。綱渡りの遠征となる。  日本代表の森保一監督(52)にとっては、それ以上に気になることがある。今回の遠征の目玉であるFW久保建英(19)のビリャレアルでの起用法だ。  スペイン国内でも大いに期待されて開幕を迎えたはずが、3戦連続ベンチスタート。29日の会見で、森保監督は「(久保の起用法は)気になります。バルセロナ戦(日本時間28日)でも(短い時間で)インパクトは与えているが」と、先発で起用してほしいという思いがにじみでていた。  欧州圏内での新型コロナウイルスの感染状況については「われわれの調べでは、ロシアとセルビアからオランダに入国できないと聞いています」と説明。これにより、ロシア1部ロストフのMF橋本挙人(25)と、セルビア1部パルチザンのFW浅野拓磨(25)は招集が見送られる。スペインはオランダへの入国もOKを出しており、久保の招集は問題ない。  今回のオランダ遠征では、テレビ放送もできるかどうかの瀬戸際だった。代表戦の放送権料は1試合1億円を超えるとあって、収入減が深刻な日本サッカー協会は必死に売り込みをかけていた。  しかし多くのテレビ局は「今回の遠征の話題は久保の代表初ゴールだけ。コロナのリスクが大きすぎる」と見送った。これまで代表戦の中継が多かったテレビ朝日も18年半続いた看板サッカー番組「やべっちF.C.」を27日で終了したばかりだった。  そんな中、カメルーン戦(午後9時開始)に手をあげたのが日本テレビ。  「日テレの金曜日の9時は映画です。編成枠を移動すること自体は難しくなかったはずです」(関係者)  ただ、この時間帯の視聴率は2ケタに近い数字が合格ライン。頼みの久保が今季ノーゴールでは、そのハードルはかなり高い。 (編集委員・久保武司)

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(2020/09/30)