竹内結子さんの死で氾濫した「ネットの悪意」 真偽不明の情報、三浦春馬さんや芦名星さんと関連づけた陰謀論まで(夕刊フジ)

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 27日に急死した女優、竹内結子さん(享年40)をめぐり、インターネット上では根拠不明の情報が錯綜(さくそう)している。自殺とみられる芸能人が相次いでいることについて「別の真相がある」と陰謀論めいた言説も散見される。 【写真】1日に次男出産後初めて公の場に登場した竹内結子さん  竹内さんは27日午前1時50分ごろ、自宅2階にある寝室で、首をつってぐったりしているのを、夫である俳優、中林大樹(35)が発見。病院で死亡が確認された。  現場から遺書などは見つかっておらず、動機も不明で、直前まで家族だんらんで食事していたなど謎が多いこともあってか、ネット上では、真偽不明の憶測や、竹内さんの死に別の真相を見いだそうとする陰謀論めいた投稿も相次いでいる。  共演歴のある女性歌手のインスタグラムで、竹内さんが亡くなる数日前、死を連想させるようなメッセージが投稿されたとして話題となった。  誰でも編集可能なウィキペディアでは、竹内さんの項目の編集履歴に、死の前日の26日時点で死去と追加されていたことも指摘された。これについては表示されていた時刻は協定世界時に基づくもので、日本時間と時差があったことが原因のようだ。  ユーチューブには1カ月近く前に投稿された動画が、竹内さんの死を“予言”していたと注目されたが、これも過去に投稿した動画のタイトルを後日編集できる仕組みを利用したものだった。  また、同様に自殺の可能性が高いとみられる俳優の三浦春馬さん(享年30)や女優の芦名星さん(享年36)の死と結び付けた陰謀論も広がっている。  ITジャーナリストの三上洋氏は「少数の極端な人物が複数のアカウントを駆使して陰謀論めいた投稿をし、炎上が認知されることで便乗が増えていく。特に竹内さんの死は急でショッキングな出来事だった分、動揺も大きく、極端な投稿を疑う余裕がない人もいるのではないか」と解説する。  弁護士の高橋裕樹氏は「竹内さんの死について、報道以上の事実を追求しようとする場合、あくまで別の可能性を提示する意見なら法に触れないが、具体的な人物を絡めたり根拠のない情報をでっちあげると名誉毀損(きそん)に当たる可能性もある」と指摘した。

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(2020/09/30)