【三国ボート・ヴィーナスS】節一スタート・西橋奈未の突き抜けに期待(東スポWeb)

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 ボートレース三国の「ヴィーナスシリーズ第13戦 三国プリンセスカップ」は30日、4日間の予選を終了。5日目(10月1日)の10~12Rで、準優勝戦3番勝負を行う。  前年大会の覇者で地元エースの今井美亜(福井=30)がまさかの予選落ちを喫するなど、波乱も多いシリーズだが、序盤からペース快調だった小野生奈(福岡=31)が予選トップ通過を果たした。  今節はエース18号機とのタッグで舟足も堅調だが、伸び型の〝一撃必殺〟スタイルの仕上がり。競り合いになり、難しい面が見え隠れしたのが、5着に終わった予選ラストの4日目8Rだった。もちろん、準優戦、優勝戦と逃げ切りさえすれば、競ることはないが、1周1マークは細心の注意を払ってのターンとなりそうで、他艇の付け入る隙も多少なりとも、出てくるはずだ。  一方、積極果敢なターンワークでここまで勝ち上がってきたのが地元の西橋奈未(福井=24)だ。今節は2日目3Rで他艇と接触した際に「不良航法」と判定され減点10と、序盤は痛い船出だったのだが、予選を終えてみれば出場メンバー中、唯一のオール3着以内(3、1、2、3、2、1、1着)。得点率7・43の5位通過だが、減点さえなければトップ通過だったほどの活躍だ。  ただ、西橋自身はこの結果に残念がるどころか「あれ(減点)があったから今節は頑張れたかな」と前向きに捉えている。舟足は「出足寄りで、ボチボチだと思うけど、(足の)いい人が相手だと、どうかな…」と決して威張れる状態ではないが、他艇がバタつくことが多い中で、西橋にはそんなシーンは皆無。乗りっぷりの良さとスタートのキレ味は〝節一〟。まさに、反骨精神が躍進の原動力になった。  現状の舟足の特徴を考慮すれば5日目(10月1日)の準優戦11Rの2号艇も悪くない位置。渾身の差しハンドルからの突き抜けに期待だ。  西橋は石川県出身で1996年7月19日生まれの119期生。通算優出は過去2回あるが、優勝はまだない。出身高校が金沢・兼六園の近くということで、プライベートでは〝歴女〟としての一面も持つ。

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(2020/09/30)