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女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン開幕前日の30日、昨季賞金女王鈴木愛（26＝セールスフォース）が開催コースの福岡・ザ・クラシックGC（6761ヤード、パー72）で練習ラウンドを行った。前日に18ホール、この日はイン9ホールを回った感想を問われると開口一番「スコア出そうだな～」と笑みを浮かべた。 【写真】優勝トロフィーを手に笑顔の鈴木愛 今回の総ヤーデージはツアー史上最長となるが、バーディー合戦を予想する理由にフェアウエーの広さ、グリーン回りの状況、ラフがそれほど深くない点などを挙げた。「グリーンを外してもアプローチはそれほど…。パー4で長いホールが5つくらいあるけど、そこがフォローだったら」。 鈴木はツアー過去最長だった16年、北海道・登別CC（6750ヤード、パー72）の日本女子プロ選手権を通算1オーバーで優勝した。「あの時は長さに加えて、ドッグレッグのホールが多かったり、フェアウエーが狭く、ラフも長かった。難しさが全然違う」。今大会の優勝スコアを「20（アンダー）は出ると思います」と予想した。 今大会は国を代表するナショナル・オープン。2勝している日本女子プロ選手権に並ぶ「日本タイトル」だ。「（自分が）スポンサーしてもらっている日本化成さんがスポンサーで、そこの社長さんが女性で本当に母のような人。いつも“頑張りすぎ。楽しみなさい”と言ってくださる。その恩返しをしたいし、いずれは（日本女子プロ、サロンパス杯、ツアー選手権リコー杯を含めた）グランドスラムを達成したいと思ってますから」。優勝争いに照準をしぼる。

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(2020/09/30)