どうして味を感じるの?小学生からの質問に答えられるかな?(HBCニュース)

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 視聴者からの疑問や悩み、暮らしの中の“ハテナ”を調査する「HBCもんすけ調査隊」。今回のテーマは「どうして酸っぱいとか、甘いとか、辛いとか、感じるんですか?」。小学生からのこの質問、大人のみなさんは答えられますか?  今回、もんすけ調査隊に投稿してくれたのは、札幌市豊平区に住む9歳の男の子です。  「どうして酸っぱいとか、甘いとか、辛いとか感じるんですか?」(9歳の男の子の質問)  そこで、もんすけ調査隊が向かったのは、モエレ沼公園の近くにある札幌保健医療大学です。  「口に入った食べ物を味として認識することでできる。その味は7種類あるんですが、そのうち、味覚として感じるのことができるのは5種類あります」(保健医療学部栄養学科・津久井隆行さん)  舌が感じる5種類の味は、笑顔になれるチョコレートなどの「甘味」。  思わず、顔が歪んでしまう塩などの「塩味」。  目をギュっとつぶってしまう梅干しなどの「酸味」。  表情が曇ってしまうピーマンなどの「苦味」。  そして、今から112年前に日本人が発見した、かつおぶしやシイタケなどに含まれる「うま味」なんです。  「この5つの味を感じるのが、舌の表面などにある味蕾(みらい)です」(保健医療学部栄養学科・津久井隆行さん)  味蕾とは、舌の表面にあるザラザラした小さな突起のこと。舌だけじゃなく、上あごやのどの奥にもあります。その数は、成人でおよそ1万個と言われています。では、ここで問題。次のうち「味蕾の数が最も多い動物」は、ど~れだ?分かるかな~!正解は、牛なんです。ヒトの味蕾がおよそ1万個あるのに対し、猫はおよそ500個、犬はおよそ2,000個、豚はおよそ15,000個、そして、牛はおよそ25,000個もあるんです。  この味蕾の数が多いほど「味覚が敏感」だと考えられているんです。それによって、「おいしいそう」あるいは「まずそう」と…。そのかわり目隠しをする、鼻をつまむなど一部の情報をカットすると、その判断が少し鈍ってしまう。食べ物の「味」は、舌だけではなく、見た目やニオイなども大きな役割を果たしているんです。  調査報告です。  ・味を感じるのは、舌などにある「味蕾」  ・「辛味」と「渋味」は、刺激として感じています  ・「見た目」「におい」「食感」も味を左右します

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(2020/09/30)