馬毛島問題で西之表市長 防衛省の回答踏まえ「断固たる判断示す」(MBC南日本放送)
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鹿児島県西之表市・馬毛島のアメリカ軍訓練移転問題について、八板俊輔市長は28日の市議会で、防衛省へ提出している質問書の回答を踏まえて、賛否の最終的な判断を明らかにする考えを示しました。
国は、馬毛島に自衛隊基地を整備したうえで、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練を移転させる方針で先月、西之表市の八板市長に基地の施設配置案などを説明しています。八板市長はことし5月、訓練移転への反対の立場を表明しましたが、その意向をこれまで防衛省などに伝えていません。
八板市長は先月、防衛省に対し基地の施設配置案に関する質問書を提出していて、回答期限は30日です。28日の市議会一般質問で、訓練移転に対する賛否について問われた八板市長は、防衛省へ提出している質問書の回答を踏まえて、賛否の最終的な判断を明らかにする考えを示しました。
(西之表市 八板俊輔市長)「(防衛省の回答の)内容を整理したうえで、市民の意見も踏まえ断固たる判断を示したい」
馬毛島を巡っては、防衛省は島の周辺海域でボーリング調査を計画していて、防衛省が調査前に県に提出しなければならない許可申請には、八板市長の意見が求められますが、八板市長は「状況を注視して対応を検討したい」と述べました。