鹿児島市長選で自民党市議団一本化 上門秀彦市議が出馬へ(MBC南日本放送)

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11月29日投開票の鹿児島市長選挙まで2か月、2人が出馬に意欲を示していた自民党市議団からは、一本化候補として上門秀彦さんが出馬することが決まりました。市長選はこのほか28日に鹿児島市の副市長を辞職した松永範芳さん、県議の下鶴隆央さんがこれまでに立候補を表明していて激戦が予想されます。 鹿児島市長選挙を巡って自民党市議団では、上門秀彦さん(66)と、仮屋秀一さん(68)の2人が出馬の意欲を示していましたが、28日開かれた自民党市議団の会議で、仮屋さんは市議団から2人出るのは絶対にあってはならないとして、出馬断念を表明しました。 (自民党 仮屋秀一市議)「誠に断腸の思いではあるが、今回の出馬に対する正式表明はしないことに決めさせていただいた」 これを受けて自民党市議団は、元議長で9期目の上門秀彦さんに候補を一本化することを決めました。 (自民党 上門秀彦市議)「市役所OB(が続く)流れの中で、議会人として32年間、議員生活をさせていただいたが、もう少しスピード感のある市政運営をやりたい」 一方、出馬を表明していた松永範芳さん(62)は28日、鹿児島市の副市長を辞職し、会見を開きました。 (松永範芳前副市長)「コロナ禍で不安を抱えている市民を守っていく」 松永範芳さんは、1981年に鹿児島市役所に入り、市長室長や総務局長などを経て、2017年から副市長を務めました。出馬の理由については、新型コロナウイルスで影響を受けている市民生活や地域経済への支援を強化するためとしています。 (松永範芳前副市長)「森市政の継続すべきものはしっかりと継続し、次の時代を切り拓く変革に積極果敢に挑んでいく」 政策面では森市長の政策を継承し、中心市街地の再開発や鹿児島市電の観光路線整備、サッカースタジアム建設などの重要プロジェクトを前進させたいとしています。 市長選をめぐっては、4期目の森博幸市長が今期限りでの引退を表明していて、鹿児島市・鹿児島郡区選出の県議会議員・下鶴隆央さん(40)も出馬の意向を示しています。さらに、複数の市民団体でつくる「市民の市政をつくる会」が候補者の擁立を目指していて、森市長が初当選した2004年以来、16年ぶりに4人が争う激戦となる可能性もあります。 鹿児島市長選挙は11月22日告示、11月29日投開票です。

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(2020/09/28)