受験のプロが教える!2020年に「GMARCH」の大学群にしっかりと入学させてくれる学力を伸ばした中高一貫校は?(ベネッセ 教育情報サイト)
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GMARCHは、難関国立大や早慶上智に比べれば入りやすいため、偏差値が中位の共学校が最も強みを発揮しています。大宮開成・宝仙学園共学部理数インター・青稜は、10ポイント以上学力を伸ばしていますが、今非常に人気が出ている学校です。特に16.3ポイントと、最も学力を伸ばしている東洋大学京北は、人気が高まった結果倍率が非常に高くなっています。学力を伸ばしていることに加え、都心の立地、きれいな校舎、大学のネームバリューなどが人気を呼んでいると思われます。それほど偏差値は高くありませんが、倍率的には厳しいので、手堅く点を取れるかがポイントとなるでしょう。
多摩地域では、東京電機大学と工学院大学附属が手堅く学力を伸ばしています。この多摩地域の2校に加えて、多摩大学附属聖ヶ丘・東京成徳大学・日出学園・東海大学付属浦安・昌平・西武台新座は比較的入りやすい学校ですが、とても学力を伸ばしています。その点では、偏差値的にいまひとつ伸び悩んでいるお子さんにとっては、入学後にしっかり学力を鍛えてくれるとても魅力的な学校群といえます。
一方男子校で名前が挙がったのは、いずれも中堅校の明法・足立学園・聖学院・佼成学園・日本大学豊山です。これらも男子校としては入りやすく、GMARCHの大学群にしっかりと入学させてくれる学校といえます。女子校の十文字と桐朋女子も同様です。神奈川学園と聖セシリア女子は、これまであまり名前が挙がっていませんでしたが、近年非常に力を伸ばしており、人気が出てきていますので、この2校は要注目です。
なお、このデータでは付属校の場合、系列大に進学した生徒は除いて集計していますので、他大学を受けた生徒たちがどの程度がんばっているかを示したデータとして見てください。また、ここでデータを出すために使用している中学校入学時の学力は6年前のもので、現在の偏差値とは異なっている場合もあることも念頭に置いたうえで、志望校候補を比較する際の材料にしていただければと思います。