イギリス王室「財政事情」 新型コロナの影響で約46億円の赤字に転落(ハーパーズ バザー・オンライン)

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 最近の収支報告から、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、英国王室に推定3400万ポンド(約46億円)の赤字があることがわかり、一層の財政引き締めに迫られている。  パンデミックにより全国にある王室の城や邸宅への観光客が激減し、今後3年間は年間約500万ポンド(約6億7000万円)の損失が見込まれると、王室の上級補佐官がBAZAAR.comに認めた。  「こうした財政上の課題に対処するため、さらなる資金を求める意思はなく、私たちは自助努力と効率化によって影響を乗り切っていきます」と、女王の会計責任者、サー・マイケル・スティーブンスは説明する。 【写真】英国王室メンバーの総資産&ロイヤルキッズたちの経済効果まとめ パンデミックによる影響に追加資金は求めないが、女王は、来年のロイヤルファミリーの公務や継続中のバッキンガム宮殿の修復(総額3690万ポンド=約50億円)に、今年と同額の8630万ポンド(約約116億円)を王室助成金であるソブリングラント(Sovereign Grant)から受け取る。女王の収入は、ソブリングラントが同額にとどまるよう、英国政府によって追加されると英財務省のスポークスマンがBAZAAR.comに認めた。 ロイヤルファミリーの収支は、年1回発表されるソブリングラント・レポート(Sovereign Grant Report)において2019年4月~2020年3月の期間で細かく記され、財務省からの資金を王室が公務にどのように使ったかがわかる。その他の収入は、クラウン・エステート(Crown Estate=国王の公の不動産)からの収益や英国の納税者からの寄付や貢献(典型的には、王室の城への観光客の入場料やグッズの収益からロイヤル・コレクション・トラストを通して収入を得て補填)からなっている。 BAZAAR.comを含め、メディアにシェアされた年間報告に記載された項目の中には、アンドルー王子が北アイルランドで開催された全英オープンゴルフに出席するためのチャーター便費用16000ポンド(約220万円)があった。これは2019年7月のイベントで、アンドルー王子が公務から退く約4カ月前だが、アメリカのFBIがジェフリー・エプスタインの捜査に協力を要請した後だった。しかし、王室の情報源は、会場となったゴルフ場のパトロンである王子が日帰りの公務で行く

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(2020/09/28)