斉藤和義、マッチングアプリに興味津々も…作詞の言葉選びに戸惑う「アプリで出会ったみたいな歌詞にしづらい…」(TOKYO FM+)
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斉藤:マッチングアプリって、みんなやってるものなんですか?
リリー:今の若い子たちは合コンとかって感覚ではないみたいよ。それよりもマッチングアプリで出会っちゃって。
斉藤:具体的にマッチングアプリって何をどうするの? そういうところに登録しているもの同士が?
BABI:例えば登録していて、プロフィール画面に私の自分の顔の写真があるじゃないですか。和義さんの顔が出てきて、OKだったら右を押す。タイプではなかったら左を押す、という感じで、和義さん側にも私の顔が出てくるんです。
斉藤:OK同士だったら?
BABI:OK同士だったら「マッチングしました」ってなって、そこからメッセージのやり取りができるんです。
斉藤:その後は2人でやり取りをして、会ったりするのは自由なんだ?
リリー:そう。今の若い人はそういう出会いが主流になっているから、みんなで会って合コンだとか、友達の紹介でというのが減ってくると、ラブソングを作る人たちも違う意味合いになってきますよね。
斉藤:マッチングアプリで出会ったみたいな歌詞にはしづらいもんね。
BABI:確かに。
斉藤:味気ないというかね。
リリー:でもそれが当たり前の世の中に……あと5年くらいしたら、もう歌詞にもガンガン出てくるでしょう?
斉藤:そうなんですよね。昭和の歌でも「ポケベルが鳴らなくて」みたいなのがありましたけど、ああいう時代と共にあるアイテムをどこまで入れていいのか……前に阿久悠さんの“歌詞を書く上の15条”みたいなのがあって、そのなかで「なるべく時代で風化していくものは入れない。でも同じことを言えないものか?」みたいな感じのことを言っていて、そうだよなと思いつつ。でも電話や留守電なんて今やリアリティがないでしょう。LINEとか言っちゃうと、それも違う気がするし。
BABI:わかる。なんかいやだ。
リリー:逆にスチャダラパーとかは、ラップだからかもしれないけど、わざと「これは来年みんなが言わないだろうな」というギャグだったり、「風化していくメディア、ツールをあえて入れるようにしている」と言っていた。
BABI:やっぱりラップ文化ですよね。
リリー:時代性が残っていくじゃない。
斉藤:なるほどね。
リリー:だからおうちにいても、本当に自分のタイプの人に出会って、やりとりして「会いましょうか」ってい