ピーチ、A320neo初受領 A321LRは6機に(Aviation Wire)

【リンク先抜粋】
 エアバスは現地時間9月26日、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)にA320neoの初号機(フェリー用レジF-WXAU、登録記号JA201P)を引き渡したと発表した。また、A321neoの航続距離延長型であるA321LRの導入機数が、従来の2機から4機増えて6機になったことを明らかにした。  ピーチのA320neoは座席数が1クラス188席で、既存の32機保有するA320ceo(従来型A320)より8席多い。A320neoファミリーのエンジンは、CFMインターナショナル製のエンジン「LEAP-1A」と米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製「PW1100G-JM」の2機種から選べるが、今回仏トゥールーズでピーチに納入された初号機は、LEAP-1Aを選定している。  エアバスによると、A320neoは旧世代のA320ceoと比べて燃費を20%、騒音を50%削減しているという。  ピーチは2016年11月にA320neoを10機発注し、2018年7月にうち2機をA321LRに変更。2019年1月29日には、ピーチの親会社であるANAホールディングス(ANAHD、9202)がA320neoを18機発注すると発表した。その後の発注変更などを経て、現在の発注数はA320neoが28機、A321LRが6機となっている。  今後導入するA321LRは、ピーチが新たに参入予定の中距離国際線用に発注したもの。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による製造の遅れから2021年の受領を予定しており、国際線需要の回復状況によっては、国内線幹線に投入することも検討している。  2012年3月の就航時にピーチが使用していた機材は、2019年6月から退役が始まっており、今後はA320neoに置き換えていく。

続きはこちら

(2020/09/28)