マルニが12都市で撮影された映像をライブ配信。(VOGUE JAPAN)
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マルニ(MARNI)のクリエイティブ・ディレクター、フランチェスコ・リッソが今季の舞台に選んだのは、NY、パリ、ミラノ、セネガル、デトロイト、上海など世界12都市。各地に点在する40人以上の友人や家族にあらかじめルックを届け、約1時間のライブ配信では、それらを着たモデルたち自らが撮影した日常を流す、というデジタルならではの手法を用いてコレクションを発表した。
起用されたアーティスト、俳優、ミュージシャンたちは、買い物をしたり、公園を散歩したり、絵を描いたり、それぞれの等身大の姿が映し出されている。時差の関係で事前に収録された東京からは、モデルや女優として幅広く活躍するモトーラ世理奈が出演。友人たちと過ごす彼女のプライベートな一面をのぞかせた。
「マルニにとってファッションは、『私』ではなく『私たち』」
そう説明するリッソは、さまざまなキャストの共同作業を通じて、多様性の受容、そして人々のつながりを反映している。「MARNIFESTO」と題したコレクションは、その重要性を謳うリッソとマルニ・チームによる声明のようだ。「あまり多くを語るつもりはありません。今回のコレクションは、自由と自己表現についてです。私の周りにいる人々の個々の物語は服の中に存在しています」