レイズ・筒香嘉智、駆け抜けたメジャーで地区優勝に貢献…PS初戦は今季3発のブルージェイズ戦(スポーツ報知)

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◆インターリーグ レイズ5―0フィリーズ(27日=トロピカーナ・フィールド)  レイズの筒香嘉智外野手(28)が27日(日本時間28日)、本拠地での公式戦最終戦(対フィリーズ)に「1番・三塁」で先発。5打数無安打で打率は1割9分7厘。メジャー1年目は51試合に出場し、157打数31安打、24打点、27得点、8本塁打、50三振、26四球だった。  60試合制の短期シーズンを夢中で駆け抜けた。51試合ながら8本塁打。162試合換算なら21・6本。2003年の松井秀喜(16本塁打)、2006年の城島健司(18本塁打)を超え、2018年の大谷翔平の22本塁打に匹敵する数字。2番、9番以外の7つの打順を打ち、DH、左翼、三塁を守り、様々な役割を果たして、ア・リーグ東地区の10年ぶり優勝に貢献した。  「意味のない打順はない。データを重視し、対戦相手との相性を考えて、全員が固定しない起用法だと思う」と筒香。日本で205本塁打の和製大砲も、中盤の得点機で代打を出されたこともあったが、チームの方針を理解しレイズ色に染まった。  ズーム会見では何度も「レイズの一員として」と語った。筒香を含めメジャー最多の18人が日替わりで本塁打を放ち、16人が代打起用され、メジャータイ記録の12人がセーブを挙げた。盗塁成功率は84・2%と球団新記録、ア・リーグ唯一の犠打ゼロと、積極果敢なレイズ野球に適応した60試合でもあった。  「日本にいる時から強くて素晴らしいチームという印象を持っていた。特殊なシーズンだったけれど、プレーオフに行けること、チームメート、スタッフと喜び会えたことが嬉しい。皆が初めてここ(メジャー)でプレーする僕をサポートしてくれて、やりやすい環境でプレーできた。色んな不安がある中、いいコミュニケーションをとってもらって感謝している」  チームは4連勝。40勝20敗で公式戦全日程を終了。ア・リーグ第1シードで迎えるワイルドカードシリーズの対戦相手はブルージェイズとなった。  このカード、公式戦で9試合に出場し、23打数4安打。打率は1割7分4厘も、球団別最多の3本塁打、最多タイの7打点を挙げている。公式戦では実現しなかった山口俊投手(33)との日本人対決が実現する可能性も。更に大きな舞台で、筒香が飛躍する。(一村 順子)

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(2020/09/28)