江戸城「最後の天守」 29日から皇居・東御苑で一般公開(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 江戸初期の寛永15(1638)年に建設された江戸城最後の天守を再現した模型が完成し、宮内庁が28日、報道陣に公開した。原寸の30分の1の大きさで皇居・東御苑(ぎょえん)に設置され、29日から一般公開される。  模型は縦約1・6メートル、横約1・5メートルで、台座を除いた石垣と建物は高さ約2メートル。他の施設で展示されている同様の模型と比べても最大級という。展示用の建物も新たに整備し、模型と合わせた経費は計約1億円。昨年9月に完成し、今春に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた。  江戸城の天守は江戸時代に3度建設された。3代目となった寛永期の天守は、明暦3(1657)年の「明暦の大火」で焼失。街の復興が優先され、東御苑に現存する天守台は造られたが、天守が再建されることはなかった。  宮内庁によると、当時の江戸城を描いた絵図や専門家の意見を基に復元。細部は現存する江戸城の門などを参考にした。金のしゃちほこや飾り金具には3Dプリンターを活用した。宮内庁の担当者は「かなり精巧なものができた。江戸時代の皇居をイメージしてもらえれば」と話した。

続きはこちら

(2020/09/28)