熱海のホテル、屋外アクティビティ好評 ジオサイト、従業員が紹介(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)
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熱海市のホテルニューアカオが宿泊客向けに実施している屋外アクティビティが好評を得ている。新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、安全安心な環境で旅のひとときを楽しんでもらおうと、スタッフは魅力発信に努めている。
ホテル周辺の海や伊豆半島ジオパークのジオサイトを活用した三つのメニューを用意した。中でも人気なのが、ジオサイト「錦ケ浦」の地形や歴史などをホテル従業員が紹介するツアーで、来年3月末まで実施している。
27日は首都圏からの宿泊客を中心に11人が参加し、荒々しい岩肌や源頼朝が愛犬を連れて通ったとの言い伝えがある洞窟「犬くぐり」などを一望した。埼玉県から夫婦で訪れた男性(73)は「すばらしい景観。解説も分かりやすかった」と話した。このほか、ホテルの真下での海釣り体験やオーシャンビューの足湯(いずれも11月末まで)も行っている。広報担当者は「当ホテルならではの魅力を見つめ直すきっかけにもなった。今後もお客さまが安心して楽しめる仕掛けを展開したい」と話している。