MotoGPカタルニア決勝:クアルタラロ、復活の3勝目!&スズキ2台が表彰台。ロッシはまさかの転倒に終わる。(motorsport.com 日本版)

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 スペインのカタルニア・サーキットで、MotoGP第9戦カタルニアGPの決勝レースが行なわれ、ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロが優勝。今季3勝目を挙げた。 【リザルト】MotoGP第9戦カタルニアGP 決勝結果  予選ではヤマハ勢が速さを示し、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)がポールポジションを獲得。チームメイトのファビオ・クアルタラロが2番手、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が3番手につけた。中上貴晶(LCRホンダ)は、11番手からのスタートだ。  曇り空に覆われたサーキット周辺は冷涼な気候で、スタート時刻となっても気温は17℃、路面温度は20℃というコンディションだった。  24周のレースがスタートすると、モルビデリが素晴らしい加速でリード。ロッシがそれを追い、クアルタラロが3番手と順当な並びでオープニングラップを終えた。  なおターン1ではポイントリーダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がヨハン・ザルコ(アビンティア)の転倒に巻き込まれクラッシュしてしまった。僅差の戦いとなっているチャンピオンシップ争いに大きな影響が出そうだ。ザルコは前を走るダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がバランスを崩したことに反応した結果、転倒してしまったようだ。  先頭3台は序盤から抜け出し、各々が0.5秒ほどのギャップで等間隔に並ぶ展開。それをジャック・ミラー(プラマック)、ジョアン・ミル(スズキ)が同じような差で追った。  中上はスタートでポジションを落としていたが、その後12番手にまで戻すことに成功する。  レース5周目には3番手のクアルタラロがロッシに接近。テールトゥノーズ状態となり、6周目にはホームストレートでスリップストリームを活かして2番手に浮上した。  クアルタラロは徐々にモルビデリとの差も詰めていくと、9周目にはついに真後ろに。そしてロッシを追い抜いた時と同様に、スリップストリームを利用してホームストレートでオーバーテイク。先頭に立った。  しかしそこからギャップを開いていくまでは至らず、ヤマハ勢3台が連なっての走行が続き、レースは残り半分となっていく。  残り12周、7番手を走行していたポル・エスパルガロ(KTM)が転倒。戦列を離れた。  残り11周、モルビデリはターン1のブレーキングで止まりきれ

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(2020/09/27)