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中国南西部の炭鉱で、鉱夫らが一酸化炭素中毒により死亡する事故が起きた。 中国国営中央(CC)テレビによると27日、事故が起きたのは重慶市の松藻炭鉱で、坑道内に孤立した鉱夫17人のうち16人が命を失った。生存した鉱夫1人は、救助された後、病院に移送されたが、重体であることが分かった。 【写真】もっと大きな写真を見る 重慶市当局は、今回の事故原因について「まだ調査中である」と明らかにした。 ただし、国営新華社通信は関係者を引用して、「夜明けに炭鉱内のコンベヤベルトに火がついて、危険水準の一酸化炭素が発生した」と報道した。 AFP通信は、今回の事故と関連して、「安全基準が劣悪で、規制が適切に守られていない中国において、鉱山の事故はよくあることだ」と指摘した。 昨年12月には、貴州省で発生した炭鉱爆発事故により、14人が死亡した。また、2018年10月には、山東省で鉱山の崩壊事故が起きて、21人が死亡するなど、中国では鉱山関連の事故が相次いでいる。

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(2020/09/27)