巨人・戸郷1か月ぶり白星の裏に原監督との誓い「新人王取るぞ!」(東スポWeb)
【リンク先抜粋】
巨人・戸郷翔征投手(20)が、27日の中日戦(東京ドーム)で7回4安打無失点の好投で、8月27日のヤクルト戦以来1か月ぶりの白星となる8勝目(4敗)を挙げた。「今月は勝ちがなくチームに迷惑をかけた。久々の勝ちっていうのが一番うれしいんだと実感してます」とはにかんだ。
終わってみればピンチらしいピンチは初回だけだった。「相手に投げるだけになってしまっていた」と1番大島、2番京田に連打を浴びいきなり無死一、二塁。それでもここから気合を入れ直し、アルモンテを内角直球で二飛、ビシエドにはすべて直球で3球三振に斬ると、高橋を投ゴロに打ち取りピンチを脱した。
「彼の神髄はストレートで攻め込む投球。それを忘れないでほしい」との宮本投手チーフコーチの思いを受け、2回以降は迷わず直球を投げ込んだ。
中8日でのマウンドで心身ともにリフレッシュ。5回6失点KOされた前回登板後に原監督と会話を交わし会話もまた右腕を発奮させた。「新人王を取るぞ!」。指揮官と思いを共有した。「僕もそれに向けてやってきたので、より一層気持ちが上がったというか、もっともっと自分のピッチングだけではなく、チームのためにもやっていかないといけないなと感じました」
この勝利で新人王を争う、広島・森下に2勝差をつけた。戸郷はチームの勝ちが一番としながら「僕のタイトルというのも意識しながら試合に入っている。それに一番近いのが新人王なんじゃないかなと思います。周りも言っていただいているんで、それに向けて頑張ってます」と力強く語った。20歳の新星が再び息を吹きかえした。