鳥栖が石井、森下、内田のゴールで3位FC東京に快勝!6試合ぶりのクリーンシートを達成(SOCCER DIGEST Web)
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J1リーグは9月27日、第19節の6試合を各地で開催した。駅前不動産スタジアムで行われたサガン鳥栖とFC東京の一戦は、3-0でホームの前者が完勝した。
前節は3得点を挙げるも4失点で神戸に敗戦。3連敗中のホーム鳥栖は、2試合連続得点中と好調の大卒ルーキー、林大地を先発起用。
アウェーのFC東京はディフェンスリーダーの森重真人を出場停止で欠く一方、J1リーグ戦初先発となるバングーナガンデ佳史扶を左SBで起用した。
FC東京のホームで開催した第8節の前回対戦では、鳥栖が先制し3-2で勝利している。
試合はホームの鳥栖が主導権を握る。
26分、前回対戦でも先制点を奪ったユース出身の2年目FW石井快征が、左サイドからカットイン。ゴール正面の密集から金森健志とワンツーで相手DFのマークを外すと、リターンパスを右足でダイレクトシュート。これが弧を描いた軌道でゴール右隅に収まり、1-0と先制に成功する。
1点リードで折り返した後半立ち上がり、鳥栖にアクシデントが発生。ボランチに入っていた高橋秀人が、中盤の競り合いで着地した際に右手を負傷。ピッチでは「脱臼」との声も聞こえ、担架で退場に。50分に森下龍矢と交代となった。
すると、途中出場の大卒ルーキー森下が魅せる。右サイドでフリーで受けると、ドリブルで持ち上がり鋭くカットイン。ペナルティエリア内に侵入すると、左足でニアサイドに強烈なシュートを叩き込み、2-0と59分にリードを広げる。
森下は今季2ゴール目、FC東京との前回対戦以来の得点となった。
2点ビハインドとなったFC東京は直後の63分に3枚替え。安部柊斗、原大智、レアンドロを投入。先発していた中村帆高と安部、鳥栖の森下と明治大卒のルーキー3選手がピッチに登場した。
アタッカーを次々と投入したFC東京だったが、ディエゴ・オリヴェイラが警告を受け次節出場停止に。さらに74分には鳥栖のDF内田裕斗に得点を許し試合を決められてしまう。
結局、試合は3対0でタイムアップ。6試合ぶりのクリーンシートとなった鳥栖は、FC東京を相手に、前回対戦に続きホームでも勝利を収めた。この結果、鳥栖は勝点17として14位に順位を上げた。一方3位FC東京は勝点38と積み上げられず、上位との差を詰めることができなかった。
中2日での平日開催となる次節、鳥栖