2連覇の玉井 圧巻の演技で自己ベスト「最高です」 飛び込み日本選手権 (産経新聞)

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 飛び込みの日本選手権最終日は27日、新潟県長岡市で行われ、男子高飛び込みで14歳の玉井陸斗(JSS宝塚)が528・80点の高得点をマークし、2連覇を果たした。  無観客の会場に関係者の歓声がわいた。世界トップクラスの難易率を誇る、決勝3本目の前宙返り4回転半抱え型。玉井は力強く体を回し、鋭く入水。水しぶきのほぼない圧巻の演技は、審判の一人が10点満点を出すほどだった。その後も高難度技を決めて連覇を果たし、「最高です。落ち着いて安定した演技ができた」と頬を緩めた。  鍵は2本目だった。予選で失敗した後ろ宙返り3回転半えび型を決め、勢いに乗った。後ろ宙返り技は以前から苦手意識があったが、「練習の量が自信になった」と玉井。コロナ禍で大会がない分、地道に基礎練習や筋力強化に取り組んだ成果が結果につながった。  自己最高となる528・80点は国際大会なら表彰台も狙える高得点。普段は口厳しい馬淵崇英コーチも「世界に通用する構成で、この大ベストを出せてうれしい」と喜んだ。来年2月には東京五輪の代表権がかかるワールドカップ(W杯)が控える。成長期の14歳は「目指すのは550点。そこで五輪の切符を手にしたい」と力強く宣言した。(川峯千尋)

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(2020/09/27)