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　だまし取ったキャッシュカードを使い、現金150万円を引き出したとして逮捕された道職員の男が、「指示されて引き出した」と話していることが分かりました。 　道の十勝総合振興局・帯広建設管理部に勤務する石井翼容疑者21歳は、先月29日、苫小牧のＡＴＭで、市内の90代男性からだまし取ったキャッシュカードを使って、2回にわたり、あわせて現金150万円を不正に引き出した疑いで、けさ送検されました。 　石井容疑者は調べに対し「金が欲しかった」と話し、容疑を認めているということですが、その後の取材で「指示されて引き出した」と話していることが新たに分かりました。 　 　警察は、石井容疑者が特殊詐欺グループで現金を引き出す役割の「出し子」として関わっていたとみて調べています。

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(2020/09/27)