コロナ感染者入国、探知犬が検査 ヘルシンキ空港に4匹試験配備 皮膚の臭いで判別(北海道新聞)

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 【ロンドン河相宏史】フィンランドのヘルシンキ空港は、新型コロナウイルス感染者のにおいをその場でかぎ分けられるよう訓練された「コロナ探知犬」を4匹、試験的に導入した。感染拡大の水際対策として、国際線で入国する乗客の検査に活用されている。  検査は、希望する乗客の肌を布で拭き、その布のにおいを犬にかがせるだけだ。1分ほどで完了する。「陽性反応」とされた人はさらに別の検査を受ける。ヘルシンキ大によると、犬は100%に近い確率でウイルスを特定でき、通常のPCR検査では検出できない少量のウイルスや、無症状の人の感染も判別が可能という。  同大は嗅覚の優れた犬ががん患者のにおいを判別できることに着目。訓練した犬が、新型コロナ患者の尿などをかぎ分けることに成功したため、空港への導入が決まった。23日から始まった試験は4カ月実施し、有効性が実証されれば、国境検査などの迅速化につながると期待されている。  新型コロナウイルスはネコやトラへの感染が報告されているが、犬は感染しにくいという研究結果があり、探知の過程で感染する可能性は低いという。

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(2020/09/27)