ハワイ便の乗客、新型コロナの感染検査を提供へ 米ユナイテッド航空(CNN.co.jp)

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(CNN) 米ユナイテッド航空は27日までに、搭乗客に対し新型コロナウイルスの検査を提供すると発表した。米航空会社でこの種のサービスを打ち出したのは初めて。 今年10月15日から米サンフランシスコ発、ハワイ行きの便で開始する予定。検査の導入により乗客が14日間の隔離措置に追い込まれるような事態を回避出来る利点が生まれるとした。 検査には15分間で結果が判明するという米アボット社製のキットを使用。また、乗客が搭乗日の数日前に実施出来る郵送方式の検査方法も提供する。 米民間航空業界の団体のデータによると、観光が産業の柱となっているハワイ州への接続便や州内の航空便は現在、通常と比べ7割減り、州への旅行客は94%の激減となっている。空港などでの米運輸保安庁(TSA)の保安審査も91%少なくなっている。 世界の航空会社約290社で組織する国際航空運送協会(IATA)は最近、国際線の乗客や乗務員全員の空港での新型コロナの検査を必要条件にすることを要請。各国政府に対しこの措置を実施する上での規則作りや必要な財源の負担を呼びかけていた。

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(2020/09/27)