正代 悲願の初優勝…大混戦の秋場所を13勝で制し、熊本出身として初賜杯(スポーツ報知)

【リンク先抜粋】
◆大相撲秋場所千秋楽(27日・両国国技館)  2敗で単独トップの関脇・正代(28)=時津風=が、3敗で追う新入幕の東前頭14枚目・翔猿(28)=追手風=を下して13勝目を挙げ、悲願の初優勝を果たした。  立ち合いから翔猿の低い体勢の攻めに守勢に回る。押し返したところをいなされて、もろ差しを許し、土俵際に追い込まれたが、柔らかい体を生かして逆転の突き落としで賜杯を手にした。勝ち名乗りを受けた土俵下では、下を向いて目をつぶり、喜びをかみしめた。  2011年東農大2年時に学生横綱に輝き、14年春場所で名門・時津風部屋から初土俵を踏んだ。自分に自信を持てないようなコメントを残す“自虐キャラ”で、精神面の弱さを見せることもあり、なかなか殻を破れなかったが、地道に力を付けると今年初場所で徳勝龍と優勝争いを展開。経験を積むにつれて自信も付け、37年ぶりに初日から複数の横綱全員が休場して大混戦となり、荒れた秋場所を制した。  長い大相撲の歴史の中で、熊本県出身(正代は宇土市出身)力士としての初賜杯。2016年に大きな地震が発生し、今年7月には豪雨被害もあった故郷に、元気を届ける15日間となった。  ◆正代 直也(しょうだい・なおや)本名同じ。1991年11月5日、熊本・宇土市生まれ。28歳。時津風部屋。東農大2年時の2011年に学生横綱。14年春場所で初土俵。翌夏場所に序ノ口優勝。15年初場所で幕下優勝。16年初場所で新入幕を果たすと、17年初場所で新三役となった。184センチ、170キロ。得意は右四つ、寄り。家族は両親と姉、弟。

続きはこちら

(2020/09/27)