新天地が決まらない“構想外”の香川真司、年俸問題を解決するために打った「奥の手」とは?(SOCCER DIGEST Web)

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 スペイン2部のサラゴサに所属する香川真司は、2人しか登録できない「EU圏外選手」の枠から漏れた。契約は来年6月まで残っているものの、事実上の構想外であり、退団は決定的だ。 【PHOTO】久保建英、堂安律、長友佑都らが続々と移籍! 2020年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち  だが、新天地はまだ決まっていない。地元紙『Heraldo』によれば、スペインでのプレーを望んでいる香川は、中東からのオファーを拒否。スペイン2部に昇格したログロニェスのオファーも断り、同じくセグンダのラージョ・バジェカーノや柴崎岳が所属するレガネスとの交渉も、現時点では良い感触ではないという。  サラゴサではチーム最高額だった年俸もネックとなっているようだ。全国紙の『AS』は、「スポーツ面も経済面も満足させるオファーは来ていない」として、サラゴサが特別な手段を使ったと報じた。なんでも、3年分割で55万ユーロ(約7000万円)を香川に支払うことで合意したという。    これで、サラゴサとしては今シーズンの年俸負担が減り、サラリーキャップ制によって定められている上限額に余裕ができる。また、獲得を狙うクラブにとっても、財政的なリスクがなくなる。  当面の年俸が保証された香川は、フットボールの観点から新天地を選ぶことができるだろう。『AS』紙は「サラリー全額を支払うクラブがあれば、友好的に契約は終了しただろう」と綴り、“窮余の策”だったと伝えている。  いずれにしても、これで交渉がスムーズに進むのは間違いない。スペインの移籍市場の締め切りは10月5日。注目の新天地は、はたしてどこになるのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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(2020/09/27)