北京モーターショー、米中対立でシェア低迷の米系も巻き返しへ新型EV投入(産経新聞)

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 【北京=三塚聖平】新型コロナウイルスによる影響からの回復が続く中国自動車市場で、米系メーカーのシェアが低迷を続けている。米中対立の長期化を受け、ユーザー離れが起きているためとみられる。中国で開催中の「北京国際モーターショー」では、成長が見込まれる電気自動車(EV)をフォード・モーターが発表するなど巻き返しに向けた動きを見せた。 【写真】米フォード・モーターのブース  中国市場は4月から5カ月連続で前年同月実績を上回っているが、米系メーカーは逆風にさらされている。中国自動車工業協会によると、今年1~8月の乗用車の中国市場シェアで、米系メーカーは9・4%と1桁台にとどまる。ドイツ系と日系が前年同期よりシェアを伸ばしたのに対し、米系メーカーは中国や韓国系などと並んで縮小した。  影を落としているのが米中対立だ。米国ブランドを敬遠する消費者が増えているとみられ、中国販売が好調な日系メーカーからは「販売現場では米系が苦しんでおり、そこから移ってくるユーザーを取り込む機会が出ている」(大手幹部)との声があがる。  北京モーターショーを反転攻勢の機会とし、26日にフォードはスポーツタイプ多目的車(SUV)のEV「マスタング・マッハE」を、2021年に中国市場に投入すると発表。10月には中国にデザインセンターを新設し、中国での競争力を増すと強調した。米ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー」も、中国で人気のSUVなどを出展した。

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(2020/09/27)