「内容以外の要素が勝敗を左右する」Lick-GがMCバトルを引退した理由<ダメリーマン成り上がり道 #35>(HARBOR BUSINESS Online)

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MC正社員(以下、正社員):「前回の話もそうだったけど、Lick-Gとはこういう裏話がいろいろあるんですよ。でも、大会に精力的に出るなかでは『MCバトル、何か違うな』って感覚があったの?」 Lick-G:「ありましたね」 正社員:「具体的に何がどう違ったの?」 Lick-G:「負けたバトルでも『普通に自分のほうが内容は上だったな』とほぼ毎回思ってましたし、『内容と違うところで勝ち負けが決まってるな』と感じることが何度もあったんです。たとえば戦極は小さなハコから始まった大会なので、やっぱり勝敗にも身内ノリというか内輪感が出るときがある。1回戦で負けて『これは違うな』と思って帰ったときに(『戦極 MC 感謝祭 New comer杯』2014年3月1日)、それはすごく感じましたね。あとほかの大会でも、『高校生ラップ選手権』に出場した直後の人と当たったら、内容関係なしにその人が勝っちゃうことがあって。そのときもまったく納得できなかったのを覚えてますね」 正社員:「Lick-Gがまだ『高校生ラップ選手権』に出場する前の時期に、もう『高校生ラップ選手権』に出てた人と対戦したら、その人のほうが人気があったから勝っちゃった……って話ね」 Lick-G:「僕が中3のころに初めて出た『SCHOOL OF RAP』での話ですね」 正社員:「そのときも『勝ったのは自分だ』って思ってたんだ」 Lick-G:「僕は自分のバトルを客観視して見ていますけど、『本当に負けたな』と感じた試合は数えるくらい。ほかは誰が何と言おうと、『客観的に見ても自分が勝ってるし、自分が客として見ても自分の勝ちだろう』って思うんですよ。でも、MCバトルは会場が勝敗を決めることが普通だし、そこへの違和感はバトルに出始めたころから感じていました」 正社員:「中3の頃から?」 Lick-G:「本当にバトルに出始めた、中2のころからですね。たとえば中2のころだと、『ちょっと声が高いからこいつはナシ』みたいな雰囲気を会場から感じることもあったんですよ」 正社員:「『そもそも中2が勝てるわけないじゃん』みたいな目もあっただろうしね」 Lick-G:「それもありますね。でも中2の最後に出場して準優勝した『Warugaki☆G.P』(2014年3月)では、そういう先入観を一切抜きで見てもらえて、それで決勝まで勝ち

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(2020/09/27)