コロナ発症後の自主隔離、実施は5分の1以下 英研究(CNN.co.jp)

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(CNN) 英キングズ・カレッジ・ロンドンは27日までに、新型コロナウイルスの症状が出た英国人のうち政府の行動指針に伴い、自主隔離の措置を選んだのは5人に1人以下との予備的な研究結果を報告した。 これによると、調査対象者の約7割は新型コロナに特有の主な症状を自覚した場合、隔離措置を講じるとの考えを表明。ただ、先々週に症状が出た人々のうち実際に隔離状態に入ったと報告したのは18.2%のみだったという。 今回の研究はまだ正式に発表されておらず、査読も済んでいない。英国内で今年3~8月に3万人のデータを収集し、分析してまとめた。しつこい新たなせきの始まりや発熱、味覚や嗅覚(きゅうかく)の喪失などを新型コロナの主要な症状と判断出来たのは半数以下だったという。 研究結果の作成担当者は、英国民は検査、追跡や隔離措置を支持する善意を抱いているが、発症した場合の決心や振る舞いには多くの要因が絡んでくると指摘。金銭的な制約や家族などを養う責任が多くの場合、発症後の行動を縛っているとも述べた。 また、男性、若年層、子どもを抱えた住民、必要不可欠な職務の従事者、社会経済的な地位が低い層やコロナ禍による深刻な経済的な苦境の経験者が新型コロナに伴う防御措置を順守しない可能性が多いとも説明。 これらの研究結果を踏まえ、防御措置を守らせるにはより明確な形での公衆衛生上の広報や自主隔離の圧力を減じさせる金融的な支援が有効な手段になる可能性があるとも示唆した。 英国内では最近、新型コロナの感染が再拡大している。

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(2020/09/27)