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　グランシップ静岡能の能楽入門公演（県文化財団、県、県能楽協会、アエル、静岡新聞社・静岡放送主催）が26日、菊川市の菊川文化会館アエルで開かれた。約350人が訪れ、観世流能楽師による「田村」を山階彌右衛門さんの解説付きで鑑賞した。 　初めて能楽に触れる人にも分かりやすいよう、上演中に場面を止めて解説を加える特別な構成とした。山階さんは登場人物や歌の意味、歴史的背景などを紹介しながら鑑賞のポイントを説明。「能面に役者の思いが乗り移り、華やかな表情に見える様子を感じてほしい」と呼び掛けた。 　今年はグランシップが改修中のためアエルで開催した。来年1月24日の「静岡能」本公演もアエルでの開催を予定している。

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(2020/09/27)