人に会わない定年後の男性は要注意! 家族や身近な人と交流し、フレイル予防を!【今日からできるフレイル対策】(サライ.jp)

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新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、外出することや、人と会うことが極端に制限されるようになった。これにより、社会的フレイルが問題になっていると、若林先生は指摘する。 「フレイルは、身体・精神心理・社会と大きく3つの観点があるのですが、これらは深く連動しています。これから解説する“社会的フレイル”は、自分一人の力ではどうにもならない。二極化が大きいフレイルだと考えています」(若林先生) 実際に、シニア層の声を聞いていても、二極化が進んでいることがわかる。 「定年以降、妻とはほとんど会話をしないし、子供たちや孫も私が一緒だと表情が暗い。それまでは、好きな写真を撮りに行って、作品展なども応募していたけれど、コロナで中止になってしまい、家にこもりがち」(64歳・男性) 「公立学校の栄養士を定年まで勤め、すぐに介護施設に再就職。栄養指導のスタッフになって14年間、コロナ禍中も週3で通勤しています。人手が足りなくなり、介護の現場の手伝いをすることも。ここ数年、年下の利用者さんの介護をしています」(74歳・女性) 取材していて感じたことは、男性の方が社会的フレイルのリスクが高いことだ。 「人に会わない、仕事を辞めてから仕事以外に楽しむことがない定年後の男性は多いです。人と会うことは、頭も体も使います。サライ世代から、ボランティア、趣味など、仕事以外での人間関係の構築と維持に努めてください」(若林先生) とはいえ、プライドもあり、話し相手もいないという人も少なからずいる。社会的フレイルを脱出したある男性の話を紹介しよう。 「定年後、誰とも話さぬ日が1週間あった。このままではまずいと思い、女房に頼み込んで、家事と孫の世話方法を教えてもらった。妻はすぐに怒り、ダメ出しを繰り返す。最初はムカッと来たけれど、”女房は上司”だと思って学んだ。それから半年、女房にも娘にも必要とされるようになった。孫の子守りを1日すると、婿さんから小遣いをもらえるように(笑)。あのとき、頭を下げて本当によかった」(65歳・男性) 「近所に住む子供たち、その孫と、3か月に1回、バーベキューをしています。密も避けられるし、買い物や準備、後片づけなどで体を動かせる。一石二鳥だと思っています」(67歳・女性) 家族は最も小さな“社会”だ。ここで必要とされるスキルを身に着けたことで、変わった人は

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(2020/09/27)