フェルスタッペンの完璧アタック、レッドブル代表も「信じられない」と絶賛(motorsport.com 日本版)
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F1第10戦ロシアGPの予選で2番手を獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、彼のアタックを信じられないようなラップだったと称賛した。
【動画】2020年F1第10戦ロシアGP予選ハイライト
今回の予選Q2では、決勝をミディアムタイヤでスタートするべく、メルセデスのバルテリ・ボッタスやルイス・ハミルトン、フェルスタッペンらがミディアムタイヤを履いた状態でQ2突破を目指した。
しかし、最初のアタックでハミルトンはトラックリミット違反を犯しタイム抹消。フェルスタッペンもあまりタイムが良くなく、7番手だった。
2回目のアタックに向け、ハミルトンは新しいミディアムタイヤ、フェルスタッペンはソフトタイヤに履き替えたが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のクラッシュによりセッションは赤旗中断となった。
セッション再開に向けてレッドブルはいち早く動き、フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンの2台を先頭でコースに送り出した。ピットレーン出口でセッション再開を待った2台は、真っ先にコースインしアタックをしたが、フェルスタッペンはフィニッシュライン手前で減速。ミディアムタイヤで記録したタイムで9番手となり、Q3進出に成功しつつ、ミディアムタイヤで決勝スタートをする権利を確保した。
ハミルトンは赤旗中断時点でノータイムだったこともあり、ソフトタイヤでQ2を突破。この結果、グリッド上位10台のうち、ボッタスとフェルスタッペンのみがミディアムタイヤでスタートすることになった。
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは予選を振り返り、次のように話した。
「ふたりとも、クリアなラップを刻むことが重要だったんだ」
「だからドライバーを早めに送り出し、トラフィックがないところで準備を整えてもらうことが最も重要だった」
「そしてマックスのラップを中止したことで、彼はミディアムタイヤで決勝をスタートすることができる。決断は遅かったが、適切だった。決断したのは、彼がターン18(最終コーナー)にいた時だ。あれ以上ギリギリの判断はないよ!」
Q3では、ハミルトンが圧巻のパフォーマンスを見せつけポールポジションを獲得。フェルスタッペンは最初のアタックを終えたところでボッタスに次ぐ3番手だったが、最後のアタッ