JAL、成田発着で「星空フライト」 国際線767活用、即日完売(Aviation Wire)

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 日本航空(JAL/JL、9201)は9月26日、成田空港を発着する周遊チャーター「空たび 星空フライト」を実施した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、運航頻度が落ちている国際線用のボーイング767-300ER型機「スカイスイート767」を活用したフライトで、日の入りや夜景などを楽しめるようにし、ハワイ路線の機内食を提供した。 【フルフラットになるビジネスクラス】  星空フライトの便名は、「いいよる」にちなみJL1146便(767-300ER、登録記号JA617J、運航便名JL4981)と命名。成田を午後4時26分ごろ出発し、午後7時45分ごろ戻った。767-300ERの座席数は2クラス199席(ビジネス24席、エコノミー175席)で、ビジネスはフルフラットシートを採用している。エコノミーは1列ずつ間隔を開けて販売し、夜景を楽しみやすくしたという。有償旅客94人(幼児1人含む)と関係者6人が搭乗した。  JALは現在、スカイスイート767を9機稼働させており、通常はホノルル、コナ、バンクーバー、ジャカルタ、マニラ、高雄など、成田発着の国際線に投入している。しかし、新型コロナの影響で現在運航しているのは成田-高雄線を週1往復のみ。航空機は一定期間飛行しないと通常よりも整備範囲が拡大することから、現在のように商業運航がほぼない状態が続くと、最後の飛行から90日以内に乗客を乗せずにテストフライトを実施することがあり、今回もこれを活用して星空フライトを開催した。  飛行ルートは、成田を離陸後に西へ向かう「ハート型」と、北上する「リボン型」の2案のうち、富士山や北アルプス、瀬戸内海を望みながら夕暮れや日の入りを観賞するハート型が選ばれた。JL1146便は成田空港のA滑走路(RWY34L)から離陸後、埼玉県秩父、長野県塩尻、石川県小松、京都府舞鶴、兵庫県姫路、高知県土佐清水と巡り、和歌山県の紀伊半島沖、伊豆諸島の三宅島、千葉県の勝浦沖を経て成田のB滑走路(RWY34R)へ着陸した。機内ではハワイ路線で提供する機内食を提供し、国際線用のアメニティグッズと搭乗証明書をプレゼントした。  ビジネスクラスでは、今年3月から展開予定だったものの、新型コロナの影響で乗客にはまだ提供していない「MAISON KITSUNE(メゾン キツネ)」のアメニティーキ

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(2020/09/27)