カワサキ「Ninja ZX-10R KRT EDITION」 ファクトリーカラーが映える標準グレードに乗る(バイクのニュース)

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 ライムグリーンをコーポレートカラーに持つカワサキのバイクは、昔から「漢(おとこ)」や「直線番長」といった枕詞とともに紹介されます。近年もスーパーチャージャーをぶっ込んだ規格外のモンスター「Ninja H2/H2R」を発表。最新型H2Rの最高出力は326ps(ラムエア加圧時)に到達し、「燃費? そんなん知らんけど」、「コーナリング? どうでもええやん」という清々しいほどの割り切りで、そのイメージをさらに強固なものにしました。 【画像】カワサキ「Ninja ZX-10R KRT EDITION」詳細を見る(16枚)  速さの象徴であるスーパースポーツはさらに激しく……と言いたいところですが、「Ninja ZX-10R KRT EDITION」(以下、ZX-10R)にそれは当てはまらず、驚くほどスムーズに仕立てられていることをご存じでしょうか。  なによりまず、ライディングポジションが安楽です。835mmのシート高は特別低い方ではないものの、ライバル勢と比較して前傾の度合いが少なく、ハンドルの広さや角度もごく自然。街中の走行でも手首や腰にあまり負担が掛からず「ちょっとスポーティなツアラー」という感覚で乗れるのです。  エンジンもポジション同様、フレンドリーと言って良いでしょう。“ドッカン”パワーでストレートを突き進む力技系ではなく、上質と表現しても違和感がないほど穏やかです。低回転から高回転までトルクが途切れず、だからといってスロットルを開けた時に車体が前に出過ぎることがないため、扱いやすさの極み。右手の動きに対して、いかに自然に反応するか。その作り込みが乗りやすさ、ひいては速さのカギを握っているのですが、カワサキは見事にそれをやってのけています。最高出力は203psあり、それに対する車重は206kgですから、加速力はトップクラスなのに、それを感じさせないところに凄みがあります。

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(2020/09/27)