日産新型「フェアレディZ」とトヨタ「スープラ」を徹底比較! FRスポーツのバトル勃発!?(くるまのニュース)
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新型フェアレディZは、長年にわたるZの伝統と現代的な雰囲気を融合した新たなデザインに生まれ変わります。
外観は、初代S30型のシルエットを取り入れ、ロングノーズショートデッキを強調した伸びやかなクーペスタイルへ変更されました。
ボディサイズは、全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mm。現行モデル比は、全長+122mm、全幅+5mm、全高-5mmと、全長が長くなっていることがわかります。
また、初代モデルの「240ZG」のイメージを取り入れた「こ」の字のLEDヘッドランプや、歴代モデルから発想を得たテールランプ、四角いジオメトリックなグリル開口部など、新型でありながら、どこか懐かしさを感じさせるデザインへと進化します。
対するスープラは、2019年5月に発売。2002年に終了となった先代スープラ(A80型)以来、17年ぶりに復活しました。
スープラはBMWとの共同開発で、BMWのオープンカー「Z4」とエンジンやプラットフォームを共有していますが、デザインなどはそれぞれが独自に手掛けています。
ボディサイズは、全長4380mm×全幅1865mm×全高1295mmで、新型フェアレディZと比べると、全長はほぼ同じ。スープラのほうが全幅は15mm広く、全高は15mm低くなっており、よりワイド&ローを強調したスタイルです。
スープラの外観も、ロングノーズショートデッキのシルエットを実現。ショートホイールベースと大径タイヤにより、タイヤの存在を強調しています。
運転席と助手席の頭上が少し盛り上がったルーフ形状や、ヘッドランプを内側に寄せてフェンダーのボリュームを豊かに見せ、凝縮したボディデザインとする手法は、名車「2000GT」や先代スープラなどから受け継いでいます。
内装は、両車ともに現代のスポーツカーにふさわしい最先端のデザインを実現しています。
新型フェアレディZには、12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイが装備されます。エンジン回転計の針が真上を示すと同時に、シフトアップインジケーターが点滅してドライバーにシフトアップを知らせてスポーツドライビングをアシストする機能は、プロのレーシングドライバーのアイデアが取り入れられました。
なお、インパネ上部には歴代モデルの多くに採用されてきた3連サブメーターを設置。