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男子テニスのハンブルグ・ヨーロピアン・オープン（ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500）は26日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのS・チチパス（ギリシャ）が世界ランク22位のC・ガリン（チリ）を7-5， 3-6， 6-4のフルセットで破り、初の決勝進出を果たした。 【錦織、チチパスら全仏OP対戦表】 初の顔合わせとなったこの日、2度のブレークに成功し第1セットを先取したチチパスだったが、第2セットではブレークチャンスを握ることができずに落としセットカウント1－1に追いつかれる。しかし、ファイナルセットでは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。24歳のガリンにブレークチャンスを与えることなく、2時間15分で勝利した。 男子プロテニス協会のATP公式サイトには勝利したチチパスのコメントが掲載された。 「試合中は緊張していた。とても接戦だった。最後は自分の長所を生かしてプレーしたんだ。美しいドイツの街で素晴らしいサポートを受け、ベストを発揮することができてとても幸せだ。1試合1試合ハードワークして、メンタルを鍛え頑張ろうとしたことが功を奏したと思う」 今年2月のオープン13・プロヴァンス （フランス/マルセイユ、ハード、ATP250）以来キャリア6度目のツアー優勝をかけて、22歳のチチパスは決勝で第5シードのA・ルブレフ（ロシア）と対戦する。ルブレフは準決勝で世界ランクC・ルード（ノルウェー）をストレートで下しての勝ち上がり。

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(2020/09/27)