世界的現代美術作家・宮島達男さん 千葉市美術館で初の大規模個展 25年の活動紹介、多彩なLED作品も(千葉日報オンライン)

【リンク先抜粋】
 千葉市中央区の市美術館で、国内外で活躍する現代美術作家、宮島達男さん(63)の企画展が開かれている。宮島さんは発光ダイオード(LED)のデジタル・カウンターを使用した作品で知られ、大規模個展は首都圏で12年ぶり、千葉市では初めて。最新作や国内初公開など約45作品が並び、1995年から四半世紀にわたる創作活動を「クロニクル(年代記)」風に紹介している。  企画展「宮島達男 クロニクル 1995-2020」は同美術館の開館25周年と拡張リニューアルを記念。起点の95年は、代表的なインスタレーション作品「地の天」を制作するなど、宮島さんにとって重要な転換期という。同作品は当時実用化されて間もなかった青色LEDを使って、1から9までを繰り返す数字で人間の生と死の循環を表現。今回の企画展でも見ることができる。  異なる人種の女性3人の映像作品は、3人の顔がそれぞれの文化や宗教のイメージとは異なる赤、黒、白にペイントされ数字がカウントダウン。異文化との対話や他者への共感の可能性を提示している。宮島さん自身が登場する映像作品は生と死を巡る喜怒哀楽を表現したという。

続きはこちら

(2020/09/27)