小林完投、堅守の明誠 秋季高校野球静岡県大会準決勝 加藤学園―藤枝明誠(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 ▽準決勝(第1試合) 加藤学園(東部1位) 000100000―1 10500000×―6 藤枝明誠(中部5位) ▽三塁打 雨宮(加)宮城(藤) ▽二塁打 萩原(藤) ▽野選 船橋(加) ▽試合時間 2時間10分    【評】藤枝明誠は主戦小林が6安打1失点、13奪三振と好投し加藤学園を退けた。  藤枝明誠は一回、宮城の三塁打と川瀬の適時打で先制。三回は川瀬、西岡の連打などで1死満塁とし、菅井のスクイズが野選、敵失を誘って2点を追加。続く萩原に2点適時二塁打が出るなど、一挙5点で流れをつかんだ。  加藤学園は三回に失策絡みで大量失点を喫して、後手に回った。    ■光るバッテリー 毎回走者も粘り13奪三振  藤枝明誠はバッテリーを中心とした堅守がさえ、攻めては敵失に乗じてビッグイニングをつくる理想的な展開で、加藤学園に付け入る隙を与えなかった。光岡監督は「新チームスタート時は、ここまで来るとは思わなかった」とチームの成長ぶりに感慨深げだった。  エース左腕小林は5四死球などで毎回走者を背負いながらも、148球の粘投で1失点。初回、無死二塁のピンチを3者連続三振に仕留めるなど、切れのあるスライダーを低めに集めて13三振を奪った。「序盤から持ち味が出せた」と、自ら及第点を付けた。  「打たれても野手が取ってくれる」。小林は好投の理由に県4試合でわずか1失策の野手の援護を挙げた。さらにこの日は捕手萩原が五、六回に四球で出した先頭打者の二盗を好送球で阻止。相手の反撃の芽を完全につぶした。決して肩は強くない萩原だが「正確性を磨いた結果」と明かす。地区大会後、二塁ベースに設置したコーンめがけて送球を繰り返すなど課題の克服に取り組んできた。小林は「一番欲しい場面で結果を出してくれた」と感謝した。

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(2020/09/27)