菊川、猛打でコールド 秋季高校野球静岡県大会準決勝 常葉大菊川―三島南(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 ▽準決勝(第2試合) 常葉大菊川(西部5位) 3132000―9 0000100―1(7回コールド) 三島南(東部3位) ▽三塁打 馬塚(常) ▽二塁打 大石(常)山田(三) ▽暴投 小山(常) ▽試合時間 1時間42分    【評】常葉大菊川が序盤の集中打で、三島南にコールド勝ちした。  菊川は初回2死一、二塁から相手の失策で先制し、続く馬塚の適時打で2点を追加した。三回にも単打3本に四死球を絡めて3点を挙げた。投げては3投手の継投で1失点でしのいだ。  三島南は五回に1点を返したが、序盤の大量失点が響いた。    ■遅球対策“ジャストミート” 馬塚が2安打4打点  フルスイングが持ち味の常葉大菊川が、狙い球を絞ってコンパクトに振り抜いた。準々決勝で静岡を手玉に取った三島南の右横手植松のカウントを取りに来た甘い球を見逃さない。三回までに植松から5点を奪い、マウンドから引きずり降ろした。  難敵を想定し、準々決勝から3日間で万全の対策を敷いた。緩い球に対しフライアウトを繰り返した静岡を教訓に打撃マシンのカーブを100キロに設定。センターを中心に低い打球を打つ練習を重ねた。控えメンバーが右横から相手をまねた打撃投手を買って出て、チームが一丸となって攻略した。  その主役となったのが県大会で初スタメンをつかんだ6番の1年馬塚だ。「引っ張りに入ると相手のペースにはまる。センター返しを意識した」。2安打4打点の活躍にしてやったりの表情だ。  現役時に2007年のセンバツ優勝を経験し、今年就任した石岡監督は言う。「西部大会5位からここまで来たが、県大会で優勝しないと甲子園は難しい」。自身が甲子園に駆け上がった14年前の県大会準決勝も9点を挙げてコールド勝ち。縁起のいい勝ち方で菊川が勢いに乗った。

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(2020/09/27)