北陸新幹線「関空まで」 来県の麻生副総理提言(北日本新聞)

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 麻生太郎副総理兼財務相は26日、富山市の富山国際会議場で講演し、北陸新幹線の延伸計画について「もう少し大きな絵を描かないといけない」と述べ、終着駅を現行の新大阪から、さらに西の関西空港とするよう提言した。財源に関しては、国が低金利で貸し出す財政投融資の活用に言及した。  北陸新幹線は2023年春ごろに敦賀まで開業予定で、将来的に新大阪まで伸びる。関空延伸の構想は具体化していないが、政権幹部が意欲を示したことで、今後議論が進むかどうか注目される。  麻生氏は関空延伸について「北陸のためじゃない、日本のため」と強調。太平洋側で大地震が起きた際に東海道新幹線の代替機能を果たすとし、「(関西から)北陸を回って東京まで人員を輸送できる」と説明した。財源として、大規模な事業に対し、国が長期にわたって低金利でお金を貸し出す財政投融資を活用することを挙げた。  麻生氏は10月の知事選で現職の石井隆一氏を応援するため来県した。関空延伸について、10都府県でつくる北陸新幹線建設促進同盟会の会長を務める石井氏は取材に対し「大賛成だが、まずは大阪まで延ばすのが先決。その次の目標として念頭に置かないといけない」と語った。

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(2020/09/27)