投資家が求める「熱」について、率直なところを話そう。#熱投(ダイヤモンド・オンライン)

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 300億円規模のファンドを運用する、若手NO.1ベンチャーキャピタリスト・佐俣アンリ。新刊『僕は君の「熱」に投資しよう』(以下、『熱投』)は、起業家をはじめ、「何かやってみたい」とくすぶっている人を焚きつけ、熱くし続けている。 そんな『熱投』の類書を挙げるとすれば……、と対談相手に選んだのはYJキャピタル代表取締役社長で『STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか』(以下、『STARTUP』)を今年5月に上梓した堀新一郎氏。「起業に関わるすべての人におすすめ」と起業家から絶賛を受ける『STARTUP』をひっさげ、堀氏が佐俣アンリと語るのは、投資家が求める「熱」について。 数々のベンチャー企業を成功に導いてきた投資家ふたりが求める「熱」とは何なのか??(構成/森旭彦) 【この記事の画像を見る】 ● 起業は熱だけで始められるし、 投資家は起業家の熱しか見ていない  ──まさに『熱投』のタイトルから始めたいと思うのですが、そもそも投資家(ベンチャーキャピタリスト)は、起業家が資金調達を求めて目の前に現れたときに、どんな質問をして、投資を決断するのでしょう?  堀新一郎(以下、堀) 案外、難しいことは聞かないですよ。普通の面接です。簡単にピッチ(事業アイデアの説明)してもらったり、一般的な会話です。僕が観察してるのはリアクションですね。  短い面接の時間でも、案外いろんなことが分かります。たとえば起業家が、僕の質問の意味がよく分からなかったとする。すると、なんとなく知っているフリをする人もいる一方で、その場ですぐにスマホを取り出して調べだす人もいる。実は受け答えの内容よりも、そうしたリアクションを観察しています。  要するに最初の面接で多くの投資家が見ていることは「この人と一緒に仕事したいか」ということだと思うんですよね。アンリさんが『熱投』で書いてるように、時間に遅れたり、約束を守らない人とは一緒に仕事したくないじゃないですか。そこは僕も読んでて「同じだな」と思いました。  佐俣アンリ(以下、佐俣) まさにそう。いや、もちろん長い付き合いのなかでときどき遅れるとかなら分かるのですけど、資金調達のような大事な意思決定の一発目で遅れる人って、僕はけっこうダウトだと思ってます。そこで遅れるってことは、君はもう、一生遅れるよねって思ってしまう。  そもそ

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(2020/09/24)