ケイト・ウィンスレットが若手女優のラブシーンをサポートした理由(コスモポリタン)

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ケイトがここまでするのには、自分自身の過去の経験も理由なんだそう。1994年に公開された初めて出演した映画『乙女の祈り』で、ラブシーンを経験したときのこと。映画内では女優のメラニー・リンスキーとお互いに惹かれ合う高校生を演じ、ラブシーンでは2人ともトップレスに。 「撮影準備中、私たち2人が上半身裸の状態のとき、カメラマンの男性の1人が、別のカメラマンにこう言ったのが聞こえたんです。『今日は興奮する日だね』って」 「違和感を覚えたけど、若いときってスルーすると思うんです。『失礼だったけど、何も言わない方がいいかな』って。何にも言わずにその場をやり過ごし、心の奥に埋めていたけれど、今でも明確な記憶です」 「彼の見た目や名前、それにいい人だったことも覚えてる。だけど若いと『これが男性の視点か』とナンセンスなことを思う。息するみたいにそういうことを簡単に言うってね」 このこと以外の経験は素晴らしく、役をもらえたこと自体がラッキーで、この映画は出演作の中でも思い出に残るものだと話した。ただ、人によって違いはあるものの、これまでにセクハラの経験したことがない女性には会ったことがないと話し、たとえ言葉だけでもそれは強く、いじめのようだと訴えたケイト。 そして自身が若いときに、ベテラン女優からこういったことへのサポートをしてもらえなかったと感じたことから、自分はサポートしていくと決意したそう。 最近ケイトは公開予定の映画『Ammonite(原題)』で、シアーシャ・ローナンとラブシーンの演出を自分たちで決めたことも『The Hollywood Reporter』で明かしている。それはなんと、ケイトから申し出たものだったそう。 「サンドイッチを食べるような簡単なことではもちろんない。だけどシアーシャと私は、お互いを信頼できるって思ったんです。フランシス(監督)がとても緊張していたから、彼に言ったんです。『聞いて、私たちでやってみるから』って」 セクハラなどの問題が明るみに出てきているとはいえ、まだ改善の余地があるハリウッド。自身の経験から若手女優たちの立場に寄り添ってサポートするケイトの姿勢は、業界の改革へとつながるはず。

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(2020/09/24)