経営チームを「チーム」にする(Hello,Coaching!)
【リンク先抜粋】
「チームにする」とはどういうことか?
ひとつの解釈は、そこに集うメンバーが「共創」をしているということではないかと考えます。
共創とは、簡単に言えば、全体が部分の総和以上になっているということ。1+1+1が3よりも大きくなっているとういうことです。
メンバーが相互に作用、影響しあい、集まって協力し合っていることによって価値を生み出している。
それが、「チーム」である状態。
チームというものをそのように解釈したときに、最もチームにするのが難しいチームが、「経営チーム」ではないかと思います。なぜならば、経営チームというのは、4番ピッチャーの集まりのようなものだからです。
多くの場合、役員はその企業で実績を上げた人であり、競争を勝ち抜いた人です。従業員10万人を抱える大企業のCEOに、ある時聞かれました。
「鈴木さん、うちの会社で執行役員になれる確率ってどのくらいか知ってる?」
「いえ、まったく見当がつきません。」
「0.2%だよ。」
1000人に2人しか役員になれないわけです。
そうして選ばれてきた人たちですから、自分のやってきたことに自信もあり、哲学もある。簡単に周りの意見に賛同したり、なびいたりはしません。たとえ、相手が社長であったとしても。
ですから、本当の意味で「チーム」になるのは難しいわけです。