海洋資源活用の中核拠点、研究プロデューサー配置 静岡・清水区に11月開所(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 海洋資源を活用して新産業の創出と振興を図る静岡県の「マリンオープンイノベーション(MaOI)プロジェクト」で、中核になる拠点施設「MaOI―PARC(マオイパーク)」の開所が11月下旬に迫った。各種の研究を統括するプロデューサーを配置するのが大きな特徴。研究開発と産業応用の戦略的な推進を目指す。  県によると、プロデューサーはバイオ分野の専門家を招く。産学官の共同研究の窓口になるほか、MaOI機構が独自に取り組む研究を主導する役割を担う。駿河湾の海水中のDNAを解析して生息する魚種を明らかにするなどの研究が期待できるとしている。  マオイパークは静岡市清水区の清水マリンビル内に整備する。企業や研究者が利用できる研究室「共同ラボ」には、微生物培養を行う機器などを配備。駿河湾の海況や微生物の情報を蓄積したデータベースのメインサーバーも設置する。  県は2020年3月にまとめた第1次戦略計画で「知の集積とオープンイノベーションの拠点形成」など7項目の施策の柱を示した。マオイパークは、研究機関や大学、企業などを含めたネットワークの中核拠点との位置付け。県は「本格的な推進体制が整い、参画する企業の大幅な増加も期待できる」(産業イノベーション推進課)としている。

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(2020/09/24)