桜島大根の魅力を発信 健康効果からも再注目!(MBC南日本放送)

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桜島の特産品・桜島大根は先月から今シーズンの栽培が始まっています。近年はその健康効果からも注目集める桜島大根の魅力を発信しようと奮闘する人たちを取材しました。 鹿児島のシンボル・桜島の特産品として知られる「桜島大根」。大きいものは20キロを超え、“世界一重い大根”として世界記録に認定されています。 桜島大根を育てて13年目で、JA鹿児島みらい桜島大根部会の会長も務める猪飼修さんです。桜島大根は、大きく処理に手間もかかることからほとんどが漬物などの加工品の原料として流通していていますが、「青果」としての魅力も知ってほしいと話します。 (猪飼農園 猪飼修さん)「鹿児島のシンボリックな野菜。青果、野菜として桜島大根を旬の時に食べる、その食文化をそれをもう一回みなさんに体験というか認識していただきたい」 そうした中、桜島大根に注目を集めるある研究結果が去年、発表されました。 (鹿児島大学農学部講師 加治屋勝子さん)「トリゴネリンという物質は、血管を元気にする。(桜島大根は)ものすごく有用な農産物」 桜島大根には血管を柔らかくし、しなやかに伸び縮みさせる「トリゴネリン」という成分が、一般的な青首大根の60倍含まれていることが分かったのです。人による臨床試験でもトリゴネリンが体に吸収されたことで、血管のしなやかさを示す値が改善したということです。 猪飼さんはこの発見が追い風になると期待しています。 (猪飼さん)「トリゴネリンというものが血管の弾力を取り戻すとか、そういうのが追い風になっているから、今でしょう。(桜島大根は)観賞用じゃないということを、皆さんに認識していただきたいです。食べていただきたい」 さらに後押しするように、桜島大根をはじめとした大根料理のレシピ本も出版されました。鹿児島の郷土料理や家庭料理など70種類のメニューが掲載されていますが、中にはスイーツも。こちらは桜島大根を水と砂糖とバニラオイルで甘く煮て一緒に焼いたタルトです。 (記者レポート)「甘いですね。桜島大根のシャキシャキとした感覚も残るが、大根の甘味がすごく生きてて、タルトと合う。本当にスイーツですね。おいしい」 このメニューを考案したのが、鹿児島女子短期大学の福司山エツ子名誉教授と木戸めぐみ助教の2人です。トリゴネリンの発見だけでなく、栄養素を保ちながら保存できる「急速凍結」技

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(2020/09/24)