馬毛島周辺のボーリング調査 知事は許可判断示さず(MBC南日本放送)

【リンク先抜粋】
アメリカ軍の訓練移転候補地・鹿児島県西之表市の馬毛島周辺では、防衛省が調査を計画していて、調査に同意した漁協に対して組合員の一部が反発しています。24日の県議会でこの問題が議論されましたが、塩田知事は県として調査を許可するのか、判断は示しませんでした。 県議会一般質問で取り上げられた馬毛島問題。防衛省は、島に自衛隊基地を整備した上で、アメリカ軍の訓練を移転させる方針で、整備に向けた周辺海域でのボーリング調査を計画しています。 地元の種子島漁協は調査に同意しましたが、組合員の一部が23日、異議申立するなど反対の声もあります。地元でも意見が割れる調査を県として許可するのか?共産党の平良議員が質しました。 (共産党 平良行雄議員)「防衛省はこれから知事に許可申請を求めてくると思うが、経過を踏まえ、許可申請を認めないという判断も含め、いろいろ考えていただきたい」 (塩田知事)「まだ申請は出ていないが、申請が出れば法令にのっとり、適切に処理してまいりたい」 塩田知事は、こう述べるにとどまり、具体的な判断は示しませんでした。 一方、来年3月の任期満了に伴う西之表市の市長選挙に市商工会の会長・福井清信さん(71)が出馬すると表明しました。 出馬会見で福井さんは馬毛島へのアメリカ軍の訓練移転については「許容」の立場だと述べました。 (福井清信氏)「容認ではなく許容。(市に)やめろという権限はなくなり、国は粛々と(移転を)進めていくだろう。期待できるのは、人が増えること」 西之表市長選挙への出馬を表明したのは、福井さんが初めてです。

続きはこちら

(2020/09/24)