20年以上展示のエイ 実は新種と判明 かごしま水族館(MBC南日本放送)

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鹿児島市のかごしま水族館の黒潮大水槽で新種のエイが見つかりました。開館以来20年以上、展示されていましたが、誰も気づいていませんでした。 (記者レポート)「こちらです、サメのような形をしたエイですが、実は新種だったことが判明しました」 黒潮大水槽の底の方でじっとしているこちらの魚。開館以来、「トンガリサカタザメ」として展示されてきましたが、今回調査したところ、実は新種エイだったことがわかりました。2種類とも見た目は似ていますが、よく見ると、新種の方が頭の三角の部分が丸みを帯びています。 高知県の「黒潮生物研究所」の研究員が、数年前に形が違うことに気付いて研究を進めた結果、新種だと判明。今月20日、学術誌で発表しました。 頭の部分を裏側から見るとお化けのように見えるとして「モノノケトンガリサカタザメ」と名づけられました。薩摩半島近海で捕獲されるもののほとんどが、新種の方だとみられるということです。 (かごしま水族館魚類展示係 山田守彦主任)「びっくりしました。特徴から僕らはトンガリサカタザメと信じ込んでいたので。もっと勉強して、比べてみる目を養わないといけないと思った」 日本近海で新種のエイが発見されたのは、およそ10年ぶり。まさかの大発見に水族館の関係者も驚きを隠せない様子でした。

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(2020/09/24)