大雨から農作物を守る 宮城・大崎市の農家が急ピッチで対策 去年10月の台風19号の被災地 浸水想定区域外の倉庫で米保管(KHB東日本放送)

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台風から変わった温帯低気圧の接近に備え、農作物の収穫時期を迎えた宮城県内では対策が急ピッチで行われています。 去年10月の東日本台風で大きな被害を受けた大崎市の鹿島台地区では対応に追われる米農家の姿がみられました。 鈴木奏斗アナウンサー「大崎市の鹿島台です。台風の接近に備え、こちらの農家の田んぼでは、既に9割以上の米の収穫作業が終わっています」。 大崎市鹿島台地区の農事組合法人に所属する玉川一之さん(42)です。大雨に備えて急ピッチで米の収穫を進めてきました。 玉川一之さん「今年は安全な場所に米を移動したい」。 鹿島台地区では去年の東日本台風で近くを流れる吉田川が氾濫し、360棟の住宅と田んぼなどの約290ヘクタールの農地が水に浸かりました。 川から1キロほど離れた玉川さんの自宅と田んぼも1メートル以上浸水。収穫後に自宅で保管していた約1.4トンの米が水没し、被害総額は36万円に上ったといいます。 そのため、今年は農事組合法人に所属して、収穫した米を浸水想定区域の外にあるJAの倉庫で保管することにしています。 24日は朝から収穫した米のもみ殻を外し、出荷用の袋に詰める作業を行っていました。 玉川さん「早く温帯低気圧に行ってもらいたいなという思いもありますけど、雨風がどうなのかなと心配しています。今年は皆さんに美味しい米を是非食べていただきたと思っています」。

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(2020/09/24)