「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の名撮影監督マイケル・チャップマンさん死去(映画.com)

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 [映画.com ニュース]マーティン・スコセッシ監督の「タクシードライバー」「レイジング・ブル」なで知られる名撮影監督マイケル・チャップマンさんが他界したことが、このほど明らかになった。妻で脚本家のエイミー・ホールデン・ジョーンズ(「ミスティック・ピザ」「ベートーベン」)が自身のTwitterで公表したもので、死因は明らかにされていない。84歳だった。  1935年11月21日、ニューヨーク生まれのチャップマンさんは、コロンビア大学卒業後、鉄道会社に就職。その後、義父でフランス生まれの撮影監督ジョー・ブランのカメラアシスタントとしてコマーシャルやドキュメンタリー、長編映画の撮影に関わるようになった。  やがてカメラオペレーターとしての活動をはじめ、ハル・アシュビー監督「真夜中の青春」(1970)、アラン・J・パクラ監督「コールガール」(71)、フランシス・フォード・コッポラ監督「ゴッドファーザー」 (72)、スティーブン・スピルバーグ監督「ジョーズ」(75)などを担当。「真夜中の青春」「コールガール」「ゴッドファーザー」で撮影監督を務めたゴードン・ウィリスのもとで学んだ彼は、ハル・アシュビー監督の「さらば冬のかもめ」(73)で撮影監督デビューを果たす。「ウディ・アレンのザ・フロント」(76)を経て、マーティン・スコセッシ監督の「タクシードライバー」(76)を担当。その後、「ラストワルツ」(78)、「レイジング・ブル」(80)、マイケル・ジャクソンのミュージックビデオ「Bad」でスコセッシ監督とタッグを組んでいる。  ほかにも、「SF ボディ・スナッチャー」(78)、「ハードコアの夜」(79)、「2つの頭脳を持つ男」(83)、「ロストボーイ」(87)、「3人のゴースト」(88)、「ゴーストバスターズ2」(89)、「キンダガートン・コップ」(90)、「ドク・ハリウッド」(91)、「ハリソン・フォード 逃亡者」(93)、「ライジング・サン」(93)、「真実の行方」(96)など多彩な作品を担当。「レイジング・ブル」(80)と「逃亡者」(93)でアカデミー賞撮影賞を2度受賞している。

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(2020/09/24)