【独自】多数の請託を把握しながら虚偽説明のガイドラインを作成した「秋防部」(朝鮮日報日本語版)

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 韓国国防部が秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子S氏(27)の平昌冬季五輪要員への選抜過程で請託があったことを把握していながら、虚偽の説明を試みようとしていたことが23日までに分かった。  金度邑(キム・ドウプ)国会議員(国民の力)が入手した「法務部長官の息子の休暇関連」と題する国防部の内部文書2点(5ページ、22ページ)によると、平昌冬季五輪の通訳兵選抜過程における請託疑惑と関連し、「最初希望者から選抜しようとしたが、多数の請託電話を受け、抽せん方式に変更された」という。  問題の文書で国防部は秋長官の息子の疑惑について、2通りの対応案を準備した。第1案は「通報者(支援団長イ・チョルウォン予備役大領)が除隊した状態で軍が十分な事実確認を行うことは困難」であり、第2案は「志願者から抽せん方式で選抜する」だった。「請託があった」という重要な部分は隠したままで虚偽の説明を準備していたことになる。  国防部は文書で重要な争点をQ&A方式で整理した。国会での質疑応答などに備えたものだ。「秋長官の息子の休暇日数が他の兵士よりも多過ぎるのではないか」という質問には、「病気休暇を除くと、2018年のKATUSA(米軍を支援する韓国軍部隊)の平均休暇日数と比較した場合、適正水準であり、特別待遇はない」とする「模範解答」を準備していた。しかし、軍は実際には秋長官の息子の総休暇日数が58日間で、KATUSA平均(35日)、陸軍平均(54日)に比べ多かったことを内部で把握していた。金議員は「軍が事実関係を確認していながら、『国民をこうだませばよい』といったようなガイドラインを準備していたことになる」と批判した。  秋長官の補佐官から病気休暇延長を求められたKATUSAの支援班長A上士(上等兵)が当時、がんと診断(17年6月16日)されながらも通常勤務を続け、後日軍病院に収容された事実も明らかになった。秋長官の息子がソウル・江南の大学病院に3日間入院後、残り期間は自宅で静養していたのと対照的だ。  国防部は請託疑惑解明のキーマンと目されるA上士が今年6月、検察に参考人として出頭すると、人事業務担当の副士官(下士官)を同行させる異例の対応を取った。野党は「『口封じ』のためではないか」と主張した。検察は先月、国防部に対し、「療養審査を経ずに病気休暇が延長された実際例」に関する資料を

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(2020/09/24)