「電話を取る」ことで仕事を覚えた若手の頃。スマホ・SNS時代の新人教育は難しい!?(LIMO)

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電話が個人化するのは悪いことではありません。それが本来の使い方だからです。さらに電話もせず、SNSでコミュニケーションするのが当たり前の現代では、一見、話さずとも済む便利な社会が実現したのかもしれません。 一方で、困ったこともあります。それは若手社員(特に社会人1年目の新人)のトレーニングができないということです。いくらSNSが使えても、顧客・取引先・関係者と口頭での良好なコミュニケーションができないと、本人のみならず会社のイメージに響きます。 筆者が新人時代の数カ月間は、会社の代表電話に出るのが嫌で嫌でたまりませんでした。なぜなら、お客さんは電話に出た担当者(=筆者)が何でも分かっていると勘違いしていますし、好き勝手なことを聞いてくるからです。 また、間違った回答をしてしまうこともあり、その度に冷や汗をかきながら折り返し電話で謝り、訂正したことも一度や二度ではありませんでした。もちろん、電話から逃げていると先輩に怒られ評価も下がるので、なるべく積極的に取るフリはしていました。 そうこうしているうちに、お客さんが尋ねてきたことに対応するには誰に回せばいいのか、自分で回答できるのか、業務がどのように回っているのか等が分かるようになり、自分自身の社内コミュニケーションもずいぶんマシになっていった記憶があります。 そういう観点では、会社にかかってきた電話を真っ先に取るというのは、格好の新人教育と言えるでしょう。

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(2020/09/24)